びわ湖の畔の小さな陶房でモダン&kawaiiうつわを夫婦で制作しています
電動ろくろの回転に合わせて頭も少し揺れています。
身長175pには腰が痛くなる窯詰め作業。
窯の入り口はこんなに狭いので出入りも大変。
フタを閉めるとこんな感じになります。
約250束の薪を3〜5日絶やさずにくべ続けます。
約1250度の炎が作品に景色(模様)を焼き付けます。
踊る炎に気を付けて穴から撮影します。
小窓から一本ずつ薪を投げ込むのは重労働。
高温の熱風と闘いながら数分ごとに薪をくべます。
長時間労働なので姿勢を変えて作業します。
真冬の真夜中でも窯場は熱気に包まれています。
手回しろくろでは繊細で個性的なうつわが作れます。
ネコの箸置きをひとつずつ手びねりで作っています。
下書きはせずにバランスを見て筆でいっきに仕上げます。
同じ色でも絵によって数本の筆を使い分けます。
素焼き後に下絵付けをしてヒツジ色に仕上げます。
下絵付けが乾いた後に仕上げの釉薬をかけます。
1250度で焼成して温度が下がったら窯を開けます。
うつわはまだまだ熱いので軍手が必要です。
外気に触れるとうつわがキンキンと鳴り始めます。
うつわが冷めたらヤスリでの仕上げ磨きが待っています。
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